復旧不定期日誌173, 機械学習&状態変化サイン 完成 ※ 安全かつ安定した復旧結果をご提供

いつもお世話になっております。開発担当の矢野と申します。

データ復旧サービス(機械学習:学習スキャン)および
データ復旧クラウド FromHDDtoSSD(システムリカバリ)に搭載する「状態変化サイン」がまとまりました。
これにより、より安全かつ安定した復旧結果に結び付いておりまして、これからの主軸にいたします。

これで、8年ほど要しましたが・・、復旧技術はひとまず「完成」です。

どのような状態のドライブでも、このサインで素早く事前に分析し、
それでも足りない部分は少しずつ進めて機械学習させるアルゴリズムとなりました。
これにより、危険なセクタを相当前から見抜くことが出来るようになりましたので、
危ない部分にヘッドを入れてしまう事を避けられます。

■■■ 謝辞 ■■■
この技術が上手くいきましたのは、
何よりもデータ復旧クラウド FromHDDtoSSDをご利用いただきました全ユーザ様のおかげです。
それが無かった場合、間違いなく上手くいっておらず
(不良セクタの前後関係を手持ちのドライブのみで突き止めるのは絶対に無理)、
今でも危なっかしい勘を頼りにやってしまい、
大容量ドライブの復旧(2.0TB以上)はできなかったと思います。
※ データ復旧クラウド FromHDDtoSSDの方にも、
不良セクタ危険予知・システムリカバリ・新ヘッドレストレーション(イメージタイプ)の解析部分で
採用いたします。

状態変化サインの例(崩壊):
危険セクタ(赤)が迫る相当前から、事前に崩壊サイン(正常=>黄)で分かるため、危ない部分を避けられ、
安全な復旧につながりました。
なにとぞよろしくお願いいたします。

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