サイバー攻撃等とありましたが、そんなリスクを背負うよりも、あらかじめ仕込まれた「おかしな鍵」、これです。それさえあればオフラインでハッキングできるので痕跡がまったく残りません。
オフラインでハッキング。決して書き間違いではございません。ブロックチェーンの分散台帳の性質を使えば可能なのです。逆に、ブロックチェーン以外ではできません。そのため、他のサービスでオフライン(スタンドアロン)でハッキングされるリスクは、さすがにありません。
さて……。そのような鍵はいつ入り込んだのでしょうか、ですね。これは個人的な憶測になりますが、2017年に来た、あれかなとみております。
おかしな鍵によるハッキングは、攻撃者がすきな時を選べてしまうため、数年後にやられる、これがあり得ます。そして、攻撃されるまでは問題なく使えてしまう性質があるため、2017年頃によくわからず生成した鍵を使い回していると、やられる危険性があります。
しかしながら、数年もの間、問題なく使えてしまうと心理的に「問題ない」となってしまうのです。そのあたりも狡猾なハッキングだな……と感じてしまうわけです。
とにかく、2017年頃に生成した鍵はすべて交換です。さらには、その鍵を生成したウォレット等もすべて交換しましょう。そうしないと意味がないです。なぜなら「おかしな鍵」は連鎖的に生成できるので、それに汚染されたウォレットからは「おかしな鍵」しか出力されません。ご注意くださいませ。
