[データ復旧サービス][37] SSDに予測通りの症状が多発。最近のSSDの高容量化は多層化によるもので、多層SSDの故障に厄介な症状「歪み」があります。歪むと正常判定をすり抜けるセクタが多発してきて、適切な制御なしでは読み出せなくなります。

テラバイトのSSDが多くなってきました。

ところで、その大容量を確保するため多層化が進んでおります。いわゆる「しきい値」を増やす事により沢山の情報を積めるようにすると大容量化しますので、それを多層を呼んでおります。

ところが、しきい値が増加すると、そこをすり抜ける症状が出てきます。これが多層化したSSDの厄介な症状の一つで、この歪みによって読めたり読めなかったり、そのような症状が出始めます。

大容量SSDは嬉しい反面、このような従来にはなかった壊れ方を「突然」します。そのため、大事なデータはハードディスクにもしっかり記録しておく。そこが大切です。SSDだけでは不安が残ります。

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