[コラム – the Dragons cave] [ハッキング対策手法] Web3.0ブロックチェーンに「認証局」を導入すると、どうなるか。その2です。

前回の続きです。

ジェネレータをオンラインにして実行コードを含むバイナリで提供しなければ、そのバイナリをハッキングされずに済むのでは、というご意見がありました。

しかし、これも問題があります。それはオンラインという点です。

これだと鍵をサーバ側で生成するため、そのサーバに鍵の情報を渡したのと一緒になります。

もちろん、そのサーバが信頼できる中央機関なら大丈夫です。しかし、サーバを置くという事はそのサーバの「なりすまし」が必ず登場します。いわゆるフィッシング系ですね。そして、その「なりすまし」のサーバを使ってしまうと、結局、最後はハッキングされるという状況になります。

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