[データ復旧サービス][7] パソコンが起動しない

パソコンの起動ドライブがSSDになって随分と経ちました。

そこで、起動不能に至る要因もSSDについての現象がつきまとうようになりました。

SSDについては、以下の特徴がよくいわれます。
*書き込み回数に制限がある。このため書き込みには弱い。
*ランダムアクセスの速度はHDDとは比較にならない。

まず書き込み回数に制限がある点です。これはフラッシュメモリの特性です。しかし、それにも関わらず「永久保証」という製品があります。

ところで、書き込み回数に制限があるのに永久保証という点に矛盾があります。その制限まで書き込むと動作不能になるからです。よって、永久保証自体が無理ゆえに保証期間の長さが製品の良し悪しを決める決定打には至りません。そこまで気にする必要はございません。

実際、細かな書き込み回数が多いブロックチェーンで検証した結果、フラッシュメモリの種類によっては破損まで短いサイクルだったケースも確認しております。もちろん永久保証の製品であっても壊れました。

次にランダムアクセスの性能です。これは圧倒的です。

このベンチマーク結果のE項目いよびF項目がランダムアクセスの性能です。SATAですらこの性能が出ます。NVMeの性能については後日、ベンチマークいたします。

ところで、ランダムアクセスで20MB – 70MB / sが弾き出されていますので、Windowsの起動はスムーズです。これがハードディスクだと……それも後日、ベンチマークします。非常に低い数値が出ます。

そして、これらの特性があるSSDでパソコンが起動しない状況をみていきましょう。

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