[blockchain問題点][1] ブロックチェーンは第三者間での「合意形成・コンセンサス」を担います。逆に、何でもかんでも証明できる訳ではございません。

投稿者: | 11/17/2022

ブロックチェーンをネットワークで利用すると、ネットワーク上のすべての問題を証明できる便利な仕組み。このようなコンセプトが独り歩きしていますが、それは違います。

ブロックチェーンが担うのは公開鍵を利用した第三者間での合意形成です。
利用側は、自分の秘密鍵でトランザクションを署名し、ネットワークにそれを投げます。
すると、そのトランザクションには公開鍵が乗っており、その署名と公開鍵を活用して、第三者でその署名を検証できるだけです。
正しいと確認されるとそのトランザクションがその第三者のブロックに取り込まれて承認となります。
そして、そのブロックを拡散して共有すると、ブロックチェーンになります。

  • 相手に秘密鍵を渡さずに検証させることができる。ここが暗号(楕円曲線暗号)になっています。

これが基本です。このため、ブロックチェーンで人の意思まではコントロールできません。

  • というか、そんなものまでコントロール出来たら末恐ろしいです。

よって、ブロックチェーンが存在すればすべて安心?、そうにはなりません。
例えば相手がコインを所持しているかどうかをブロックチェーンで検証させることは可能です。
しかしその相手がそのコインをどう扱うのか、その意思まではわかりません。
よってブロックチェーンの検証で現物の担保を確認することはできません。