復旧日誌493, [SORA Network/Web3.0/NFTs] 書き込み禁止のUSBメモリに全情報を持たせて検査や復旧にご利用いただけるパッケージが完成いたしました。

インストール不要でUSBメモリから起動できれば運用が簡単になります。
しかし書き込み可能なUSBメモリをパソコンに挿すことが禁じられている企業様は多いです。

そこでハードウェアから書き込み禁止にできるUSBメモリです。
先日開発いたしました高セキュリティ版は書き込み禁止環境における動作を完全サポートいたします。

まず書き込み禁止なのでブロックチェーンはそこにある情報(ブロック高)が最大となります。
それでもしっかり動作するように調整済みとなっております。

そして書き込み禁止を解除してオンラインに接続すると自動的に同期を完了します。
これによりUSB書き込みが許可されたパソコンでブロックチェーンをメンテナンスしながら、書き込み禁止にしてから個別のパソコンへの検査や復旧を可能としております。

なおこの用途以外にも有用な利用法を考えつきました。
書き込み制御はトランザクション放出の制御につながります。
これを今後急増が見込まれるステークのプール「PoSのプール」で利用するとどうなるのでしょうか。
この場合PoSが確認できたときだけ「書き込み許可」にします。
まず許可になったら差分のブロックチェーン同期を行い検証を実施します。
検証後未獲得なら署名までは済ませますがこれ以上は用がないので書き込み禁止に戻します。
獲得可能ならトランザクション放出と署名を完了させて書き込み禁止に戻します。
トランザクション放出後の検証は他のノードが実施するので自身は書き込み禁止で問題なしです。次の同期までは自分のものになったという確証は得られませんが同期すれば得られるので問題なしです。
これなら万一の時でも書き込み禁止ゆえにトランザクション放出ができないためエラーで終わります。

ステークについてはネットワーク貢献度の意味もあるためコールドでは運用できません。
書き込み禁止であっても読み出しは可能ですから接続先にブロックチェーンの情報を渡すことができますのでノードの役割はしっかりと果たせます。抜かりなしですね!

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