復旧日誌475, 論理障害のデータ復旧は全自動になっております。

ファイルシステムの破損による論理障害のデータ復旧には、すでに「全自動」が実装されております。

ファイルシステム自体の種類が少なく、その実装も似ているため自動化しやすいです。
その構造はvectorとmapを断片化可能なアルゴリズムで積み上げる、です。

断片化可能にすることで、vectorの再配置に相当する作業で、
データの移動を必要としない構造になります。
ファイルシステムであれば、連続したデータ構造を必須としないので、これで問題ないです。
なお、メモリでは連続したデータ構造が必須(断片化したら組めません)なので、断片化はしません。
再配置の場合は、その枠に合うように全データが移動します。
このため、中途半端な位置に対するeraseやinsertを多用するとプログラムが重くなります。
そして、これらのメソッドがインデックスではなくイテレータを要求する背景には、
あんまり多用しないでねという暗黙のメッセージが含まれているとか、何とからしいですね。
インデックスを認めると、その使いやすさから、気軽に多用する(^^;者が出てきますからね。
0番のeraseなんか多用されたら、もうパフォーマンスが出ません。

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