復旧不定期日誌425, データ復旧ソフトウェアの使い方 その13 自動復旧の使い方3 – ブロックチェーン対応 自動復旧の最適化問題とは?

自動復旧の最適化問題を、ブロックチェーンにお任せする機能です。
色々とありましたが、v3 復活しております。

まず「自動復旧の最適化問題」とは? ですね。

例えば、以下の状況で、どの順序で復旧すべきか、を決める問題解決です。

A:断片化なし、ファイル数は多数、ドライブ損傷のリスクは低い
B:断片化あり、ファイル数は小数、ドライブ損傷のリスクは中程度
C:断片化あり、ファイル数は多数、ドライブ損傷のリスクは大きい

まず、ドライブが正常なら最適化問題は存在いたしません。そこが、概念がちょっと違う部分です。
最適化問題でよくあるのは、お客様をどの順序で辿れば最大の利益があげられるか、などです。
しかしファイルの取り出しでは、常にドライブが正常ならば、どの順序でも問題ないためです。

ところが、ドライブがいつ壊れるのかわからない状況下では、最適化問題が出てきます。
ドライブが損傷して認識不能となったら、そこで復旧が終了してしまうためです。

ドライブの損傷リスクなどにアドレスを与えて、それをdrive smart contractにまとめる手法で、
最適化問題を解くための手段を手にいれ、それを基に処理できる自動復旧を開発中です。
それがv3の自動復旧機能となります。

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