復旧不定期日誌2, PC-98の整備 その2(メモリ編)

PC-98 その2 (メモリ編)

FP SIMM 128MB
このPC-98の頃って、メモリが非常に高価です。

FP SIMMパリ有り Samsung製 32×4=128MB

SIMMなので、2枚単位で増設していきます。(例外はあります)
装着に付いては、ソケットへ斜めに差し込んでから、金具へかけるだけ。
今のメモリと似ていてとても簡単です。
ただし、相性に似た問題……”パリ”というものがあります。
この選択を誤ると、動きません。

パリティ(パリ)というのはエラーチェック用で、
発見次第、システムを止めてデータの破壊を防ぎます。
なお、エラーの修正機能はありません。
※ システムクロックが50MHzの場合はパリ無し、66MHzの場合はパリ有りが必要のようです。

なお、パリを擬態するパリティジェネレータというのもありますが、
相性が激しく、あまり使えません。

今回、66MHzなのでパリ有りが必要です。
そこで、片面のチップ数が奇数になるのを探します。(パリ生成用チップが1つで奇数個)
※ 128MBとなりますと、チップ数が多く、見ごたえがありますね。

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