復旧不定期日誌69, 不良セクタが発生。そろそろですか? その2

よくご質問を頂く内容に、不良セクタに関する事柄が多く占めております。
不良クラスタとの違いとか、
不良セクタ発生=寿命と考えるべきなのか、各方面様々な内容です。<その2>

Windowsで問題なく読み書き可能なコンパクトフラッシュをIDE接続して、
Linuxを導入した所、一定時間経過後に必ずマウントしなくなります。
やはり不良セクタがマウントを妨げているのかどうか?

不良セクタが存在しても、そのセクタに読み書きの指示が出ない限り、コンピュータは稼動し続けますので、
ファイルを読み書きした程度では全セクタ検査とは程遠く、不良セクタが絡んでいる可能性もあります。

対策として、領域の大きさを終端より10%ずつ縮めていき、
安定稼動する領域サイズを探し出すのが早いかもしれません。
状況から原因を不良セクタの場合と仮定した場合、
一つや二つでは済んでいないと思われ、一箇所に固まって存在していると思われます。

swapの場所を変えるのも良さそうですが、不良セクタを追い出さないと根本的な解決にはならず、
データが詰まってきた矢先にクラッシュするという結末になりかねません・・。

コンパクトフラッシュを起動ドライブとして利用する試み自体は昔から行われております。
有名なのがPC110と呼ばれる小型のコンピュータで、
これに256MBのコンパクトフラッシュを入れ、Windows95を動かすお遊びです

一切音を立てずに起動しますので、初めての方には間違いなく新感覚です。
ただし、バックアップは重点的に行います。

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