ミラーリングの欠点その1 – IUEC

最近、データ損失を避けるための方法を尋ねられるのですが、やっぱり「バックアップ」しかないのが現状です。

便利なもの?(後に否定)として、同時に複数台に同じ情報を書き込むミラーリングがあります。
台数を増やした場合、コストパフォーマンスが悪いため、通常は2台です。
3台以上はRAID-5(補正可能なストライピング)が一般的。

ミラーリングでも同時故障や単独に比べ遅くなるなどの欠点はよく耳にすると思います。
ただ、同時故障はさほど心配する必要はありません。
さすがに確率的に低いと思われます。
実は、一番心配なのは最近の大容量HDDに多発する症状がRAIDにまで影響を及ぼしております

その症状は、過去にも扱った「書き込めるが読み込めないセクタの突然出没」です。
少し前のHDDは、セクタが破損し読み込めなくなった場合、書き込みもエラーになり、
動作が停止する事により危険を知らせてくれたのですが・・・、

ミラーリングの書き込み専門に回されたディスク(つまり、2台目として稼動)がこの症状を起こした場合、
既に読み込めないセクタが増殖しているのにエラー無しで稼動してしまいます。
そして、本命の1台目が故障し、いざ2台目からデータを出そうとしても、
読めずに動作停止し、そこで初めてS.M.A.R.TがBAD(もう遅いよ・・)に。

こうなってくるとRAID自体が無意味に見えてきてしまいますが、RAID自体、自動バックアップという意味ではありません。
RAIDは障害発生の際、一時的だが稼動を停止させない(修理は休日に回せます)、又は稼動復旧までの時間を短縮するのが目的です。仮にそれらが叶わない(運が悪かった)場合は、別のバックアップから再構築です。

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500GBを2台で構成する外付けHDD – IUEC

今となっては750GBが単独で流通しておりますので、2台で500GBだと少ないような気がしてしまいますが、
160GBが主流になる頃によく登場していたブツです。

重ねる方式のものは、2台の間隔が狭く、
上側に乗ったHDDのスピンドルモータ冷却が効率よく行えず、
軸受に異常が発生し、そのまま故障に至る場合が多いです。
2台のうち、片方でも故障いたしますと、全て駄目になります。

熱損傷による障害でも、既製品の場合は内部が把握できない為、
これを避けるのは難しいです。
(外部をいくら冷やしても意味がありません)
(内部に搭載されてしまったHDDが可哀想とか何とか・・^^;)

連続稼動は避けて、必要の際のみ電源を入れて使う方法が熱を避けるには良いのですが、
電源を切る際にダメージが加わりますので、トータル的には変化があるとは思えません。
(理想は連続稼動&スピンドルモータ冷却です。これを行えば必ず寿命が延びます)

早いところ、単独500GBに移行する時期なのかもしれませんね。

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1.8インチの圧死について – IUEC

前回、1.8インチの圧死について書いた所、数点質問等がありましたので、こちらにて対応致します。

※ 圧死する状況を詳しくノートPCの角を持って移動だけで、動作中の場合は圧死の恐れありです。
つまり、ノートパソコンの自重で圧力がかかり、故障に至るわけです。
無理な力を加えずとも破損の恐れがあるようで、十分に注意が必要です。

※ 1.8インチは壊れやすい?
2.5インチに比べれば脆い事は確かと思われます。

最近は湿度が高く、HDDにとっては最高に嫌な季節です。
HDDは密閉されているから関係ないと思われがちですが、この水分という奴は厄介で、密閉といっても
ゴムを挟んでビス止めしてあるだけなので、金属の凹凸面から生じる隙間から入っていきます。
この水分がプラッタ表面に悪さを働きます。
温度が高いほど、反応速度(悪さ)も急激に増しますので、この時期にHDDクーラなしでフルアクセスをやると・・・

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1.8インチHDDが増殖中。。。- IUEC

間が空いてしまい申し訳ございません。

最近、1.8インチHDD(HITACHI)が増殖してしまい、
(修理用に取り寄せたら・・在庫になりそうだから引き取れって??沢山ご到着。
どうせ使うから良いのですが、日立の1.8インチって人気ないのかな・・)
保管スペースを食い尽くしている状態です。

とあるメーカさんがノートにこのHDDを採用し、その場所が悪く、壊れてしまうようです。
角の部分に搭載されていて、動作中にその部分を持ってノートを移動させようとすると圧死するようです。

さらに落下の例も多いですね。

容量も中途半端で、垂直記録でも100GB程度で頭打ちか・・?

逆に利点を思いつかないような(小さいのは別として)・・。
れより小さくしてもフラッシュに勝てる見込みはないに等しいので、1.8インチは近いうちに無くなるかもしれませんね。
2.5インチで200GB、250GB、300GBを作り出した方が良いですし。
(フラッシュでこの容量はまだまだ現実的ではないですよ。)

2019年1月追記:すでに1.8インチHDDは無くなり、250GB程度のフラッシュによるSSDが一般的になりました。

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